顔脱毛をした女性の、口コミを見ていると、「シミができやすくなった」「シミが増えた」など意見をみることがあります。

ただし一方で、脱毛することで、「シミが薄くなった」という意見も見ることもあります。

そうすると、

「顔の産毛を脱毛すると、シミになるの?

それとも逆に、しみとりできるの?

どっちなの??」

と気になるところですよね?

そこで、ここでは「顔脱毛のシミへの効果」についてご紹介していきたいと思います。

 

シミやくすみができる原因は?

まずは、「そもそもシミは、紫外線や乾燥などの刺激が原因でできます。

 

シミやくすみなどのトラブルは、肌が紫外線を浴びることによって肌細胞の内側にメラニン色素が作られることによって起こります。

肌が刺激を受けると、肌は外部の刺激から肌を守ろうとしてメラニン色素が作られます。

作られたばかりのメラニン色素は肌の内側なのでシミ予備軍となり、肌の表面に現れるわけではありません。

しかし、時間の経過とともに肌の表面近くに浮上して、はっきりとしたシミとかくすみになりやすいというわけです。

さらに、シミやくすみの部分がさらに紫外線による刺激を受けると、シミが濃くなってしまうというトラブルも起こりかねません。

だから、「真夏日の炎天下の直射日光を浴びる」とかでなければ、シミ(というかこの場合は、「日焼け」)がすぐにできることはありません。

むしろ、紫外線を受けた直後にはシミは見られず、弱い紫外線のダメージがジワジワと蓄積していって、遅れて根深い「シミ」となって現れるのです。

(よって、普段のUVケアには、例え弱い日差しであっても、十分気をつけるようにしましょう!)

 

特に、顔脱毛後の紫外線対策は絶対に欠かさずすべきと言えます。

詳しくはこちらもどうぞ。

>>「顔の産毛を脱毛したら、日焼け止めが欠かせないワケは!?」

 

また、シミやくすみの原因は他にもあります。

例えば、ホルモンバランスが崩れることによって内側からメラニン色素が作られてしまった場合などですね。

この場合には、紫外線による刺激が原因のシミよりも“肌の奥深い部分にできる”ことが多いため、同じように見えるシミやくすみでも治療方法が少し異なってきます。

(肌のケアというよりも、生活習慣や食事を見直し、肌の内側から改善していかないと、シミの解消は見込めません。)

 

脱毛はシミになる?それともしみとりできる?

顔の脱毛をすると、「しみとり効果が期待できる」とも言えますし、「シミになる」とも言えます。

それぞれ簡単にご紹介しましょう!

 

顔脱毛で「しみとり効果が期待できる」理由は?

美容クリニックなどになる「しみとりレーザー」をご存知ですか?

皮膚中のメラニンにレーザーを照射して破壊し、シミを解消する方法です。

これだけ聞くと、

「じゃあ、医療レーザー脱毛なら、しみとりもできる!?」

と思うかもしれませんが、

美容レーザーは、目的によってレーザーの種類(波長)が異なるので、脱毛レーザーでしみとりができると言えません。

しかし、「レーザー」という面では同じであり、多少なりとも「しみとり効果」が見込めるのです。

「シミとりレーザー」の種類は、主に「ルビーレーザー」と言われる種類です。

脱毛レーザーの種類はいくつかあるのですが、このルビーレーザーの波長に1番近いの脱毛レーザーは「アレキサンドライトレーザー」です。

よって、「脱毛」と同時に、もっとも「しみとり効果」が期待できるのは、「アレキサンドライトレーザー」を使った医療レーザー脱毛だと言えるでしょう。)

 

ただし、レーザー脱毛は、毛の黒色に反応させて発熱させることで、毛根を破壊する方法です。

つまり、シミが濃い場合(シミの黒さが濃い場合)は、シミ部分がたくさんレーザーによって加熱されて火傷する恐れがあります。

(よって、脱毛クリニックでは、シミやホクロが濃すぎる場合は、「脱毛を断られる場合」や、「シミ部分に白いテープを貼って保護してから脱毛される」ことなどがあります。)

 

よって、「医療レーザー脱毛」を選べば、しみとり効果が期待できる場合もありますが、

「効果が保証されるものではない」ですし、「シミの濃さによっては、そもそも脱毛すらできない」ものなので、

しみとりが目的の場合は、しみとりレーザーの方を申し込んだ方が確実と言えるでしょう。

 

顔脱毛が「シミになる」理由は?

顔脱毛は、顔の表面に生えている産毛を取るというものなので、それによってシミになる可能性が高くことはあります。

「どういうこと?」と言うと、

産毛がなくなることで、顔の産毛を脱毛したことによって肌細胞が紫外線の影響を直接受けやすくなってしまうことで、シミができやすくなってしまうのです。

 

もし、顔脱毛した後で、シミができやすくなってしまったと感じた場合は、日焼け止め対策をしっかりすることがオススメです。

また、できてしまったシミには、美白成分のあるクリームなどでお手入れするとか、美容クリニックなどでレーザー治療をするのが効果的です。

 

シミが気になるのなら、「しみとり効果への期待」や、「火傷(やけど)の心配」を考えて、医療脱毛にするのがオススメです。

顔産毛脱毛に効果的な脱毛クリニックについてはこちらも参考にどうぞ。

>>「顔産毛脱毛にオススメのSHR脱毛クリニックランキング!」