「顔脱毛をしたら同時にシミも取れた!」
という話を聞いたことがあるでしょう。
「ムダ毛も解消できて、シミも同時になくすことができる」だなんて、女性にとってはまるで夢のようなスキンケアですが…、
実際にそんなことができるマシンがあるんでしょうか??
そこで、ここでは、脱毛でシミ取り効果が同時にできるのかどうかをご紹介したいと思います。
顔脱毛するとシミ取りができる脱毛マシンは…?
「シミ取りにも効果のある脱毛方法」というのは、
あります!
顔脱毛をすると同時にシミ取りもできてしまうという便利な脱毛マシンは、「光を使った脱毛機」です。
サロンで施術を受ける際にも光を照射しますし、自宅で使える脱毛マシンも、ほとんどは光を使っています。
例えば家庭用脱毛機として販売されているケノンなどは、カートリッジを変えれば脱毛だけでなくスキンケアとしても使うことができる優秀な脱毛機ですが、これは同じ光というメカニズムでメラニン色素に働きかけるために起こる作用なのです。
「熱線を使用しているサーミコン」や、「毛を抜いて処理する電動毛抜き」や「脱毛ワックス」はこの「光脱毛」の脱毛器には該当しません。
「サーミコン」や「電動毛抜き」、「脱毛ワックス」は一時的に毛を抜いたり、切ったりするだけなので、シミ取りができる可能性はないので注意して下さい。
脱毛がシミ取りに効くメカニズムは?
永久脱毛のメカニズムは、光やレーザーで毛根にダメージを与えるものです。
こうした脱毛マシンは、照射した光が、ムダ毛の毛根部分のメラニン色素に働きかけることで、発熱して、毛根にダメージを与えることで脱毛していきます。
どういうことかと言うと、
光やレーザーなどを照射すると、「毛にあるメラニン色素」が反応して熱反応を起こすのですが、
そうすると、熱が毛根部分に伝わって、毛根の周囲にある「毛を作っているたんぱく質」が熱によって固まってしまいます。
この熱ダメージがある程度溜まると、毛穴の中からゆで卵がツルリと抜け落ちるように、毛母細胞を残すことなくツルリと毛が抜けるのです。
ここで重要なポイントは、「シミ」にも、このメラニン色素が存在しているということです。
脱毛のために照射する「光」や「レーザー」が反応している「毛のメラニン色素」は、ムダ毛の中に含まれているものだけではなく、私たちの肌の色素成分でもありますし、シミを作っているのもメラニン色素でもあるのです。
よって、脱毛のために照射した光は、シミのメラニンにも反応して、メラニンを分解してくれるので、結果的に「シミ取り効果」につながるというわけです。
ただし、しみとりとして、皮膚深くにあるメラニン色素に反応できるだけの光を照射するには、皮膚に対して高い浸透力が必要です。
つまり、高い出力が必要だということです。
そうです…、
「シミ取り効果がある」=「痛い」ってことです。(- -;)
(そういう意味では、サロンの光脱毛よりも、出力の高い医療レーザー脱毛の方が、シミ取り効果は高いと言えるでしょう。)
よって、「脱毛と同時にシミ取りができるのか?」と聞かれれば、
「医療レーザー脱毛や、サロンの光脱毛を選べば、シミ取り効果は期待できる」という結論です。
顔脱毛のシミ取り効果はどれくらいのレベルで期待していいの?
しかし、脱毛のための施術は、あくまで脱毛に最適な照射条件で施術してくれるので、「シミ取り」に対して劇的な改善は見込めません。
本当に、顔のシミに悩んでいるのなら、(顔脱毛と同時にシミ取りできないかと考えるよりも、)
美容クリニックで「シミ取り専用のレーザー施術」を受けるのがもっとも効果的なのでオススメです。
「シミなどの色素沈着」が濃いと、脱毛を断られる場合もあります。
あるいは、実際脱毛を実施する場合は、熱を持ちやすいので、火傷を起こしやすくなるので危険です。
そこで、オススメなのは、肌の色には関係なくできる脱毛方法である「SHR脱毛」です。
SHR脱毛なら、シミやホクロなどの色素沈着があっても、脱毛することができます。
ご興味があれば、こちらも参考にどうぞ。
>>「シミがあっても大丈夫!SHR脱毛とは?オススメ店舗は?」